1923年のR32以来、BMWオートバイは高品質、高性能で通っています。

即ち、ロングライフであるということです。オートバイづくり80年の歴史があるわけです。

ライフタイムの短い部品は材質形状などを吟味して少しでも寿命を長くするよう努力されています。

燃料タンクについても同じです。燃料は年代によっても産油地・精製地によっても性質が異なりますし

流通段階での管理方法も考慮しなければなりません。

サトウキビや椰子の実油が混じっているかもしれませんしウォッカで割られているかもしれません(冗談です!)

金属を腐食させるワニスやら不純物が除去できないまま出回っているかもしれません。

タンクの素材を吟味しただけでは不十分なのかBMWではタンク内に防錆塗装処理をしています

(少なくとも1950年以降のモデルには)。ところがこの塗料の色が赤錆色なのです! 

うっかりしていると本当に錆びていると勘違いして防錆塗装を剥がしてしまうことがママあります。

もっとも橋梁などの防錆下処理塗装も赤錆色なのでサビに対して有効なのでしょう。

BMWに人を欺く意図はないでしょう。