R75/5 オーバーホール日記


2012年4月(決意)
4〜6年前に仕入れたR75/5LWB・・・・・・
常連さんには売り物?っと言われていますが自家用です。
仕入れた当時は、腰上オーバーホールしてツーリング用として使おう!
っと考えていたものの・・・・・手付かずの状態が続いていました。
遂に・・・オーバーホールを決意!
(お客様の車両は直ちに着手しています(^^;)
オーバーホールの過程を不定期で発信して行きますのでよろしくお願
いいたします。 

まぁ、今もアイドリングは安定しているし、煙も吐かないし
腰上だけで終わるように祈ります。
 

 2012年5月1日(作業@)
取り合えずエンジン降ろすか・・・

通常腰上だけのオーバーホールならフレームにエンジンが乗った状態で
作業可能ですが、サイドスタンドのピンが折損している事が判明・・
サイドスタンド社外品も考えましたが、全体のまとまりを考えると
純正の位置は捨てがたいと判断⇒サイドスタンドピン溶接作業を
考慮してエンジンを降ろす事としました。合わせてサイドスタンドとの
隙間も必要以上に広がっていたため、ガタツキ大!
オーバーサイズのピンを仕込む事でガタツキを解消しました。



 2012年6月2日
降りたエンジンを分解して各部チェックしようぉ〜っと思い
サクサク作業を進めます♪
♪〜おっお!腰上だけじゃなかったの???っと自分でも
思いつつも・・・・・全バラにしてしまいました。
ビックエンドメタルなどは健全の様でしたので一安心です。
さぁこれからドウスル???

ダイナミックバランス・ハイカム・軽量ピストン等‥妄想は広がる一方ですが、各部詳細にチェックを進めます。


 

  クランク各部計測・・・
特に問題なし(良かったです)
経験上オイル管理をシッカリしていれば大きくダメージがある
部位ではありません。
今回のオーバーホールではダイナミックバランスを施しますが、過去に
バランス取りを行った車両は大きな狂いは有りませんでした。
今回はどうでしょうねぇ〜楽しみです。 

  カムシャフトとベアリングフランジ
特に問題なし・・・・っと思いきやベアリングフランジに傷!??
なぜ・・・
 
チェーンのカシメが若干広がっている↑
⇒クリアランスが無くなりベアリングフランジと干渉が
原因の様です。≪チェーンは要交換です≫

シリンダーヘッド状況

約40年分の垢?
それなりに積層しています落とすには一苦労かな?
自分のGSよりは若干優しいかなぁ〜っと思いつつ
粛々とカーボン落としを頑張ります。 

バルブシートはベリリウム銅(BeCu)銅使使いたいな・・とまたしても妄想が尽きません
 

お決まりですが
ピストン・シリンダークリアランス測定
結果・・・・・何かしらの細工が必要なクリアランス↓

各部チェックしましたが大きな損傷はありませでした。
今後の進め方を≪予算≫⇒≪小遣い≫とよく相談して
決めて、今後のレポートで報告します。
≪お楽しみに≫